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海洋堂 REVOLTECH セイバーオルタ

2008-09-02 (火) 18:08

海洋堂 REVOLTECH セイバーオルタ

レビュー日	2007/07/04
メーカー	海洋堂
シリーズ名	REVOLTECH
タイトル	セイバーオルタ
作品名	Fate/stay night
発売日	2007/07/01(公式)，2007/06/28(販売)
スケール	ノンスケール
サイズ	約140mm
原型師	榎木ともひで
定価	2,499
公式HP	http://www.kaiyodo.co.jp/revoltech/family.html
お気に入り度	★★★☆☆

海洋堂のREVOLTECHシリーズより，セイバーオルタです。

同シリーズでは，今年の5月にノーマルセイバーも発売されています。ノーマルセイバーのレビューはこちら。

ノーマルセイバー同様，同じ原型師さん作のFate 胸像コレクションアナザーバージョンのパーツを流用していると思われる部分も見受けられます。

ただ，胸像コレクションと同じく，単なるノーマルセイバーの色違いではなく，ほとんど別物と言っていいほど造形には違いが有ります。

パッケージ。ノーマルセイバーが白地に赤文字だったのに対し，こちらは青文字です。

パッケージ中の背景紙。
バイザーが砕け，初めてセイバーオルタとして素顔を見せた場面でしょうか。




6方向。禍々しさが伝わってくるような見事な造形です。

ノーマルセイバーとの比較。頭部，肩当て，胸当て，ガントレット，スカート，脚部。共通するところが見つからないくらい，完全に別造形ですね。

胸像コレクションアナザーのセイバーオルタとの比較。
造形自体はほとんど同じのようですが，塗装は結構変わっています。
特にアイプリントは，胸像の正面を見据えるものから，ノーマルセイバー同様の左に視線を送るものになっています。

凄みを感じさせる表情。アホ毛はもちろん無くなっています。
目線が左よりのせいか，余り正面右から見ると違和感があります。

今回はバイザー装備のフェイスも付いています。これをつければ目線の問題は無くなりますね。
バイザー装備ver.はさらに無機質な感じがよさげです。

丁寧に造形された後頭部。ノーマルセイバーにあったリボンは無くなっています。
そのおかげで上を向かせるときもリボンが邪魔になりません(^^;。

細くシェイプされた胴体に対し，ボリュームたっぷりの肩とガントレット。
鎧は濃い紫のメタリック塗装が施されています。所々に走る赤いラインもいい感じです。
ノーマルセイバー同様，胸と腰はリボルバージョイントで接合されていますが，填め合わせが緩くて時々すっぽ抜けます。


ボリューム感たっぷりながら，シャープなラインで構成されたスカート。

いかついトゲトゲの付いたガントレット。可動させると干渉するときがあります。
ノーマルセイバーで問題になったひじ関節は，わたしの個体では問題なしです。

まるでエヴァのような脚部。ヒールが結構高くて細いため，安定感には欠けます。

ノーマルセイバー付属の透明エクスカリバーに加え，今回付属の黒エクスカリバー，着色済エクスカリバー。
着色済みのものはノーマルセイバーに付属しておいて欲しかったところです。

エクスカリバーを地に突き立てて。

バイザーありなしでエクスカリバーを構え。どちらも威圧感があります。

エクスカリバーを手に仁王立ち。
かえってこういった普通の立ち方の安定感がイマイチでした。

上空からの敵を迎撃。



セイバー vs セイバー。せっかくなので，着色済みのエクスカリバーを手にしたセイバーさんに敵役をお願いしました(^^;

ノーマルセイバーと比べて完全に別造形で，相変わらずよく動くのにもかかわらず見事なバランスの造形です。
塗装もきれいで，黒セイバーの持つ禍々しさ，非情さがよく表現できていると思います。

ただ，個体差かもしれませんが，ノーマルセイバーに比べて各部の関節がヤワですっぽ抜けやすく，ポーズを取らせたりバランスを取るのに苦労するときもありました。造形はノーマルセイバーよりもお気に入りですが，遊びやすさはノーマルの方が上かも。

気になるのはそのくらいで，大ヒットしたノーマルセイバーに続き出来の方は見事です。ノーマルをお持ちの方は是非買って比べてみてください。